広大な土地を持つカナダの国土は、なんと日本の27倍!ロシアに続き世界で2番目に大きい国なんだよ!
大自然の宝庫で、国内の湖の数は300万!打ち間違いではありません。『300万』びっくり!
そして南北に伸びる日本と違い、カナダには時差があって6つも時間帯があるの!同じ国内で最大時差は4時間半。
10の州と3つの準州
ブリティッシュコロンビア州
BC – British Columbia
最も太平洋側に近いBC州。名産はブルーベリー!最大都市のバンクーバーは、実は東京と似た気候。
「カナダって寒い」のイメージを覆す世界で最も住みやすい街ランキングの上位常連都市です。
州都ビクトリアは、イギリスの影響を色濃く受けている街。のんびりとした雰囲気が人気です。
アルバータ州
AB – Alberta
カナディアンロッキーで有名なアルバータ州は、天然資源が豊富なリッチな州です。恐竜の化石でも有名で、州立の恐竜公園もあります。
メインの都市は州都エドモントンと1988年にオリンピックが開かれたカルガリーです。
サスカチュワン州
SK – Saskatchewan
日本ではなじみのないこちらの州の特徴は、平原。どこまでも広がる平原の周囲は山に囲まれているので日本の盆地のように、夏と冬の気温差が大きいのも特徴の一つです。
州都レジャイナでは最高43度以上、最低マイナス20度以下を記録したことも!
マニトバ州
MB – Manitoba
州都ウィニペグは世界的に有名なあの「くまのプーさん」こと、ウイニー プーの発祥の地。名前を見るとつながりがわかりますね。
冬の気候は寒いですが、夏は比較的過ごしやすいところです。
オンタリオ州
ON – Ontario
人口のなんと40%が集まるオンタリオ州。行政都市である首都オタワ、経済文化の中心である州都トロントがあります。
トロントはカレッジも多く、正規留学生がよく目指す街の一つです。
ケベック州
QC – Quebec
カナダの公用語は英仏2つありますが、ケベック州では唯一フランス語のみを公用語としています。街の中は住所表示も駅のアナウンスもすべてフランス語!
留学の地に選ばなくても、他とは違ったカナダの雰囲気を感じるために小旅行に訪れる留学生も多いです!あの有名なシルク・ドゥ・ソレイユはケベックで生まれました。
ニュー・ブランズウィック州
NB – New Brunswick
ノバスコシア州との間にあるファンディ湾は、世界一の干満差。その差は15メートル(4階建てのビルほど)!
干潮時に海底散歩、満潮時にカヤックが楽しめるというなんとも不思議なところです。カナダの州の中で唯一、英仏両方のバイリンガルを公用語としている州でもあります。
ノバ・スコシア州
NS – Nova Scotia
ラテン語のこの州名は ノバ=NEW、スコシア=Scotlandを表しており、大西洋を挟んだ向かいにあるスコットランドの影響がたくさんあるところです。
最大の町は州都ハリファックス。人口の約半分が学生とも言われている港町です。
プリンス・エドワード・アイランド州
PE – Prince Edward Island
カナダで最も小さいこの州の州都は、モンゴメリ作『赤毛のアン』の舞台であるシャーロットタウン。
毎年多くの日本人ファンがあの緑の家を目指して訪れる街です。
ニューファンドランド&ラブラドール州
NL – Newfoundland and Labrador
カナダで最も北東にある州の、ラブラドール地方は、愛らしい大型犬ラブラドールレトリーバーのご先祖様の地。
州都セント・ジョンズは北米で最も古い歴史を持つ都市でもあります。
ユーコン準州・ノースウェスト準州・ヌナブト準州YT・NT・NU – Yukon /Northwest Territories /Nunavut
自治権をもつ州と異なり、連邦(国)の統制下にあるのがカナダの準州で、3つあります。
いずれも寒さ厳しい北側にあるため人口は多くありませんが、オーロラで有名なホワイトホースやイエローナイフなどがあります。
各準州、人口はカナダ全体のおよそ1%ずつ。3つの準州を足しても3%。現在カナダ人口のほとんどはアメリカとの国境付近の南部に住んでいます。
留学に向いている学校がありません。